書籍
Publication
元の黙阿弥
モトノモクアミ
- 定価 本体1,800円+税
- 判型 四六判上製
- 頁数 352頁
- ISBN 978-4-908110-12-2
内容紹介
幕末明治の激動期に歌舞伎を支え続け、千両役者たちに愛し愛され、幕府や新政府の非道に黙々と抗いつつ新作・ヒット作を生み出し続けて、坪内逍遥から〝日本のシェークスピア″と呼ばれた芝居人の天晴な生涯。
目次
第一章 海老蔵
第二章 小團次
第三章 左團次
第四章 田之助
第五章 團菊
第六章 黙阿弥
著者紹介
1966年愛知県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。高校教諭、大学専任講師などを経て創作を始める。2007年「平家蟹異聞」で第87回オール讀物新人賞を受賞。09年、受賞作を含む『源平六歌撰』で単行本デビュー。18年『葵の残葉』で第37回新田次郎文学賞と第8回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞。『圓朝』『浄土双六』『流転の中将』『義時 運命の輪』『やわ肌比べ』『葵のしずく』「寄席品川清洲亭」シリーズなどのほかに児童向け歴史小説なども手がける。
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